Friday, July 11, 2014

Charlie Haden Liberation Music Orchestra + Carla Bley: Throughout

Charlie Haden
偉大な音楽家がまた一人亡くなってしまいました。

彼の活動は膨大で私などが総括することはとても出来ませんが、ひとつ私的説明を加えるとすれば、音楽の常識的構造を踏まえつつ超えて、しかも破壊自体を目的とはせずに、フォーキーな味わいと美しさを追求したジャズ系音楽家と説明する事は、大きな間違いではないと思います。とても深く美しさに満ちた足取り、作品の数々であります。

このCharlie Haden Liberation Music Orchestraもとても素晴らしく興味深く自由で感動します。また、このオーケストラの要でもありCharlie Hadenとフリー時代の昔からよくタッグを組んでいるCarla Bleyは私が最も目指している音楽家の一人でもあります。このビデオでも彼女の存在感が音楽の中心をかなり作っています。Carla Bleyといえば公私共にパートナーは勿論Steve Swallowですが、Charlie Hadenとのフリースタイルを経た長年のコンビネーションも素晴らしいです。

私もThe Jubileeというオーケストラではスティールパンとビッグバンドジャズの融合を目指してCarla Bleyの曲などもリアレンジして演奏していましたが、このオーケストラはこのところ活動していません。理由はお客さんが少なくてライブハウスをクビになったからです(!)。

スティールパンのファンにも、ジャズファンの興味にも、どうやら中々届きませんでした。残念です。まだまだ面白い展開が途方もなく計画にあったので本当に残念です。

さらに音楽を磨き、どうにかして再開したいですね。
そして音楽世界をまた切り開いてゆきたいと思っています。

個人的にはCarlaやCharlieのようなアーティスティックな音楽活動をどうやって、維持&展開し続け得たのかとても興味があります。ですがこれはご本人たちの近くに居ないと実際の姿は到底分かりません。そういう意味でも世界に出て行きたいです。行かねばならないと思い続けています。

おっと、自分の話になってしまいました。。
Charlie Hadenお安らかに。そちらはきっと偉大な魂で一杯でしょうね。

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